くまごろうの雑記ブログ

過去の「シンガポールでの生活回想録」「国内旅行」や、くまごろうが知っている「雑学」をテーマにしたブログです。

雑学コーナー:ハロウィンの起源

シンガポール回想録以外に連載しやすそうなテーマとして、今朝、くまごろうが知っている「雑学」情報を綴っていくのがいいかもしれないと思いつき、新たなテーマとして「雑学コーナー」をつくることにしました。

 

第1回目は、何故か季節外れのハロウィンの情報です。

 

皆さんは、ハロウィン🎃の起源をしっていますか?
本当の起源を知らないでただインスタ映えする仮装ばかりを気にしていては、
チコちゃんに「ボーっと生きてんじゃねーよー!」と言われてしまいますよ。

くまごろうの周りでは、ハロウィンの起源を知っている人はいませんでした。
そんな偉そうなこと言っているくまごろうも少し前にテレビで説明しているところを見るまでは全く知りませんでした。

今回は、ハロウィンの起源について、ウィキペディアで調べた内容にテレビで知った知識を加えて簡単にまとめて書いていきます。

 

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ハロウィン

目次

1.秋の収穫祭と新年とお盆が一緒になったような古代ケルト人のお祭りが起源
2.ハロウィンの行事
3.日本でのハロウィン
4.まとめ 

 

1.秋の収穫祭と新年とお盆が一緒になったようなケルト人のお祭りが起源


ヨーロッパの古代ケルトのドルイド信仰では、1年の終わりは10月31日(日没まで=秋の終わり)で、この夜(日没以降=冬のはじまり)死者の霊が家族を訪ねてくると信じられていました。
この時期は、この世と霊界との間に目に見えない「門」が開き、この両方の世界の間で自由に行き来が可能となると信じられていたからです。
この時、ご先祖様の供養をちゃんとしていないと悪い精霊や魔女がやってくると考えられ、それらから身を守るために仮面を被り、魔除けの焚き火を焚いていたそうです。


現在では、10月31日の夜、カボチャ(アメリカ大陸でハロウィンが広まる以前は、ヨーロッパではカブが使われていた。)をくりぬいた中に蝋燭を立てて「ジャック・オー・ランタン(Jack-o'-lantern)」(かぼちゃのやつ)を作り、魔女やお化けに仮装した子供たちが近くの家を1軒ずつ訪ねては「トリック・オア・トリート(Trick or treat. 「お菓子をくれないと悪戯するよ」と唱えるハロウィンの形になっています。

家庭では、カボチャの菓子を作り、子供たちはもらったお菓子を持ち寄り、ハロウィン・パーティを開いたりする。
お菓子がもらえなかった場合は、いたずらをしてもよいとされています。
玄関のライトをつけていると訪問してもよいという意思表示になっており、それにもかかわらず断る家主にはいたずらをしてよいことになっています。

ハロウィンの習慣は、ヨーロッパでは、主にアイルランド(ケルト人の国)、スコットランド、マン島、ウェールズで広く普及していたようです。


アメリカでは、19世紀にアイルランドおよびスコットランドから大量に移民が到着した後、ハロウィンが本格的に定着していきました。
20世紀初頭には、社会的、人種的、宗教的背景に関係なく、アメリカのほとんどの人々に受け入れられ、東海岸から西海岸へ広まり、1950年代には「トリック・オア・トリート」の合言葉が製薬会社や映画会社、テレビ局などの仕掛けもあり普及したそうです。

 

 

2.ハロウィンの行事


1)ジャック・オー・ランタン:
皆さんお馴染みのハロウィンのシンボルの「お化けカボチャ」「カボチャちょうちん」は、ジャック・オー・ランタンという名前です。


ハロウィンを祝う家庭では、カボチャを刻んで怖い顔や滑稽な顔を作り、悪い霊を怖がらせて追い払うためにハロウィンの晩、家の戸口の上り段に置きます。
これは「ウィル・オー・ザ・ウィスプ」(=火の玉)を象徴したものでだそうです。

 

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2)ダック・アップル:(リンゴ食い競争)
「ダック・アップル (Duck Apple)」または「アップル・ボビング (Apple Bobbing)」(リンゴ食い競争)はハロウィン・パーティで行われる余興の1つです。
水を入れた大きめのたらいにリンゴを浮かべ、手を使わずに口でくわえてとるゲームです。

 

3.日本でのハロウィン


日本では、キデイランド原宿店が1970年代にハロウィン関連商品の店頭販売を開始し、1983年10月には同じくキデイランド原宿店が販売促進の一環として日本初とされるハロウィン・パレードを開催しました。

ハロウィン・パレード
神奈川県川崎市のJR川崎駅東口一帯の「カワサキ・ハロウィン・パレード」が有名。
このパレードは1997年より毎年開催され、約3000人による仮装パレードで約10万人の人出を数えるそうです。

東京ディズニーランドでは1997年10月31日、園内に仮装した入園者が集まるイベント「ディズニー・ハッピー・ハロウィーン」が初めて開催され、2000年10月31日には400名の仮装した入園者とディズニーのキャラクターが園内をパレードする「Happy Halloween Twilight Parade」が開催されました。
2001年からは10月中に開催されるイベントとして園内パレードも行われるようになり、次第に秋のイベントとして恒例化していき、現在では9月初旬から始まる大きなイベントとなっています。

一方、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)で2011年より「ハロウィーン・ホラー・ナイト」が開催されており、ハロウィンのイメージになぞらえてホラー系のイベントです。

最近では、渋谷のスクランブル交差点付近その他での仮想した群衆の映像がテレビでよく報道されるため印象に強く残っていますね。

 

4.まとめ

 

ハロウィンの起源は、古代ヨーロッパのケルト人の「秋の収穫祭と新年とお盆が」一緒になったお祭りが起源でした。

 

To be continued